Coworkを色々試してたらとても便利なことがわかったので、調べたいキーワードを入れるだけでキーワードリストを作ってくれる、Anthropic Coworkプラグインを作ってみました。必要なのは、Anthropic ClaudeのMaxプランとラッコキーワードの有料版(月990円のプランでも可)だけです。(ラッコキーワードのリンクはアフィリエイトリンクです。)
※Googleスプレッドシートをiframeで読み込んでいるせいで、ページのスクロールが怪しいですが、ご容赦ください。
前回の振り返り
前回は、Cowork + ラッコキーワードでキーワード分析を行い、企画やFAQまで含むExcelレポートを自動生成できることを確認しました。詳しくは以下の記事をご覧ください。
また、出力されたExcelファイルをGoogleスプレッドシートにインポートしただけのファイルも公開しています。
URL:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1_Zbn9DEFb3BeAiqxWW4V21TwLbRGmjKF3OPWZcjb8no/edit?usp=sharing
もっと高度なことができるのでは?
「SaaSの死」のきっかけはCowork用プラグイン
「SaaSの死」が話題になったのは、Anthropicが公開した幾つかのプラグインのうち、法務のCowork用プラグインがきっかけでした。そのプラグインを使うと、法務の仕事のうち高額なSaaSが担っていた大部分を、「Anthropic Claudeの契約だけで処理できてしまうのではないか」ということで、高額なSaaSが要らなくなる、つまりSaaSの契約数が減ってしまうことを予想して、主に米国株式市場が反応し、主要なSaaS企業のほとんどが大きく株価を下げることとなりました。
だったら、SEO領域でもプラグインでできることがあるのでは?
前回は、Anthropic ClaudeのMaxプラン以上のMac OS版アプリに追加されたCoworkで、要点をまとめたプロンプトを投げて、(事前に許可した)Chromeブラウザと、Chrome上でログインしてあるラッコキーワード有料版を使ってキーワードの簡易リストを出力してみました。ラッコキーワードもSaaSではありますが、月額990円〜なので個人でも手が出る範囲のツールということで、ここでは利用してみます。(ClaudeのMaxプランの方が敷居が高いかもしれませんが、コーディングをする人とかであればClaude Code目的に契約している人も多いかと思います。)
そもそも、毎度プロンプトをコピペするのも大変?なので、もっと楽して、「ただデカめのキーワードを入れただけで、SEO的にそのキーワードを網羅するためのキーワードの一覧を作ってくれないかな?」「しかも、ランクインが狙いやすい隙間のキーワードもたくさん探してくれたらもっと嬉しいな」という、単純に楽をしたいというコンセプトでプラグインを作ってみました。
プラグインを走らせてみた結果
投げたプロンプトはこれだけ
今回作ったプラグインの.zipファイルをCoworkにアップロードして、そのプラグインを有効にして、
キーワード「ワイヤレスイヤホン」
とだけプロンプトに投げてみます。(キーワードと入れなくても、調べたいキーワードを投げるだけでも大丈夫です。)

後はCoworkが勝手にうまいことやってくれる
キーワードを投げた後は、Coworkがひたすらthinkingしてくれます。場合によっては、途中、シードキーワード(主要カテゴリー)について候補を提示して、これで調査を継続して良い?と確認してくることもありますが、その際も選択肢から選ぶか「OK」と返事をするくらいです。
あるいは、大規模な調査に入る前に、その時点でシードキーワードの作り直しの指示を出すこともできるでしょう。

今回のキーワード「ワイヤレスイヤホン」では、特にシードキーワードを聞かれることもなく、2つのExcelファイルにキーワードリストを出力してくれました。
実際のExcelファイルを見てみる
Excelファイルそのままだと共有しづらいので、Googleスプレッドシートにインポートしたものを無加工のままお見せします。
王道キーワード
URL:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1GTxA22FOsWas3-7MfYS6nkOUBtBOqcIaZ5NqCrrd6tI/edit?usp=sharing
隙間キーワード
URL:https://docs.google.com/spreadsheets/d/1DtgTS9_bmCLiLExxQZSmsGLPHHv4-uU6WCwHW6idovM/edit?usp=sharing
どうです、キーワード1つをプロンプトとして投げただけで、ここまでリストアップしてくれるなら、すごく助かりませんか?
プラグインはこちらからどうぞ(無料です)
Coworkのプラグインのリストへの登録とか、有償化とかは仕様が定まっているかもよくわからないので、とりあえずこのプラグインを使ってみたい人向け(既にClaudeのMaxプランに加入している方)で、ラッコキーワード有料版を導入済、あるいはとりあえず試してみるか、という方向けに、無料でダウンロードできるようにしました。
試してみたい方、ラッコキーワードのお申し込みはこちらから!
プラグインの配布において、メールアドレスよこせ、とか、Xのアカウントをフォローしてリポスト必須、とかいうのは、個人的にも好きなマーケティング手法ではないので(特に後者)、興味があったら、自己責任で以下の.zipファイルをダウンロードして使ってみてください。
ダウンロードはこちらから(Googleドライブ):rakkokeyword-keyword-gap-analyzer.zip
データをどこかに送る、とか怪しい挙動は含んでないので安心して使ってみてください。(ソースが見れるので調べてみてもらっても良いですし、Claudeに聞いて確認してもらうのでも良いはず。)
AI活用の仕組みづくりは当社にご相談ください
株式会社ビッツァーでは、AIエージェントを用いた仕組みづくりだけではなく、生成AIを用いたワークフローやアプリの制作からローカルLLMの導入まで、AI全般のお手伝いをしています。
- この記事のような、ワークフローの仕組み化(プラグイン化)
- AIエージェントを“仕事”として動かすプロンプト設計
- GSC/GA4 APIを軸にした、社内用のレポート/監視の自動化
- 機密やコスト要件がある企業向けの、ローカルLLM導入支援
よくある質問
- Q.プラグインを利用するために必要なツールやサブスクリプションは何ですか?
- A.Anthropic ClaudeのMaxプラン(またはCodeプラン)と、月額990円からの有料ラッコキーワードプランが必要です。
- Q.プラグインはシードキーワードの入力を求めることがありますか? そして出力はどのように行われますか?
- A.必要に応じてシードキーワードを確認しますが、通常は入力したキーワードだけで2つのExcelファイル(主要キーワードと隙間キーワード)を出力します。
- Q.このプラグインは無料で入手できますか? どこからダウンロードできますか?
- A.はい、無料でダウンロードできます。Googleドライブのリンクからzipファイルを取得し、Coworkにアップロードして有効化してください。
- Q.『SaaSの死』という概念は市場にどんな影響を与えましたか?
- A.Claudeが多くのSaaS機能を代替できると予想されたことで、米国株式市場で主要SaaS企業の株価が大幅に下落しました。