
このブログをご覧の皆さんも、日々SEOの現場で「どこに手を入れれば成果が出るのか?」を判断するためにデータを見ているかと思いますが、どんなツールを用いてどういったデータを見たら良いのか迷うことも多いかと思います。まず必要なのは、Google Search Consoleのデータをちゃんと見える形にすることです。
SEO Getsは、GSCのUIでは1,000行しか見れないデータを何万行レベルまで引き出して、クリックや表示回数、順位の変化をわかりやすく整理してくれます。これだけでもう「どのページが伸びていて、どのページが落ちているのか」「どのテーマが効き始めているのか」がわかりますので、運用コストに対してのリターンがかなり大きいと感じられます。
日々GoogleのSERPsへのスクレイピング対策が厳しくなっていることもあり、昨今では高額なツールだけが選択肢となっているかもしれませんが、順位追跡系のツールは検索結果側の対策やスクレイピング規制とのイタチごっこで安定性に課題が出ることもあります。そこに大きな固定費をかけるより、まずは実際の検索流入データ(=GSCの事実ベース)を低コストで可視化して、ちゃんと意思決定できる状態にするほうが現実的だと思っています。
さらにSEO Getsの有料版(Unlimited)を使うことで、「いま検索5~20位にいて、あと一歩で上がりそうな“惜しい”キーワードはどれか」「どのトピック群を強化すべきか」といったところまで整理できます。これはいわば「次にどこを直せば成果が伸びるのか」という打ち手リストに近いので、コンテンツ改善やリライトの優先順位づけにもそのまま使えます。
SEO Getsは「コストを抑えつつ、いま起きていることを正確に把握して、次の一手を決めたい」という人に向いています。豪華=高額なツールより、まずはGSCをちゃんと読める状態にしたい、という方に自信を持っておすすめできます。
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できること早見表(Free / Unlimited / アドオン)
📈 最大50,000行(GSCの約50倍)
🗂️ マスターダッシュボードで全サイトを一括監視
🔁 週/⽉ビューで推移を俯瞰
🏷️ タグ管理・非表示・お気に入り
🏷️ ブランド / 非ブランド切替
🧮 クエリカウント(可視KWの種類数)
📈 Growing / Decayingビュー
🧩 コンテンツグループ(Unlimited)
🧠 トピッククラスタ(Unlimited)
🔗 マジック共有リンク(Unlimited)
📑 組み込みレポート(例:カニバリ/SD)(Unlimited)
🛰️ Index Reporting(Super Siteアドオン)
※(Unlimited)/(アドオン)の表記がある機能は上位プランまたは追加機能でリリースされる機能です。詳細はページ下部の料金表をご覧ください。
ユースケースで見る「すぐできること」
1. 伸びている/落ちているジャンルを10秒で把握
- マスターダッシュボード → Growing/Decaying タブを見る
- 増加側は素早く拡張、減少側はリライト候補へ
→ 優先順位づけで「成果が出る更新」に集中。
2. ブランドの影響を除いて純粋なSEOを評価
- ブランド/非ブランド をワンクリック切替
- 指名流入を除き、狙ったテーマの健全性を測る
→ 社内報告がスムーズ。施策の効果検証が明確に。
3. 50,000行で「隠れキーワード」を掘り起こす
- UIの1,000行制限を超えて最大50,000行まで取得
- クエリカウントで“見えている範囲”の広がりも追跡
→ 新規コンテンツの種や“惜しい”クエリが広く見える。
4. クライアント/社内共有をアカウント不要で
- マジック共有リンクを発行(閲覧専用)
- 常に最新のダッシュボードをURLひとつで共有
→ レポート作成コストを削減し、合意形成が速い。
5. 多サイト運用の「全体像」を1画面で
- タグやお気に入りでポートフォリオ整理
- 複数GSCアカウントを接続して横断把握
→ 重要サイト・落ち込みサイトを即発見、早期対処。
6. インデックス脱落を毎週自動検知(アドオン)
- Index Reportingで状態履歴&週次アラート
- 未インデックスは1クリックでURL検査へ
→ 機会損失を最小化。テクニカルSEOの効果検証も容易。
主要機能をスクリーンショットで紹介








画像提供:SEO Gets
Google Search Console との違い
| 観点 | GSC(標準UI) | SEO Gets |
|---|---|---|
| 取得行数 | 1,000行 | 最大50,000行(約50倍) |
| 複数サイトの俯瞰 | プロパティ単位で切替 | マスターダッシュボードに全サイト集約 |
| 期間表示 | 日次中心 | 週/⽉ビューで長期傾向を把握 |
| 成長/減衰の発見 | 手動深掘りが必要 | Growing/Decaying タブで一目瞭然 |
| ブランド/非ブランド | フィルタ作成が手間 | ワンクリック切替 |
| 共有 | アカウント必要 | マジック共有リンクでノンログイン共有 |
| インデックス監視 | 現状のみ | 履歴と週次アラート(アドオン) |
料金とプラン
Free($0/月)
- 最大50,000行(約50倍)
- 全サイトのマスターダッシュボード
- 複数のGSCアカウント接続
- 正規表現不要の柔軟フィルタ
- ブランド/非ブランドの切替
Unlimited($49/月・年払いで2か月無料)
- Content Groups / Topic Clusters
- 招待ユーザー無制限・共有注釈
- マジック共有リンク
- 組み込みレポート(例:カニバリ、Striking Distance)
- Super Site 1サイト分含む(Index Reporting等)
Super Site(アドオン / +$10/月・サイト)
- Index Reporting(最大約120kページ、週次メール、状態フィルタ、履歴)
- 最長5年の拡張保存、50k超の行取得、UI高速化、API文字数制限の回避
※正式な内容・最新情報はSEO Gets公式Pricingをご確認ください。
始め方(30秒)
- SEO Gets にアクセスし、Googleアカウントでログイン
- GSCプロパティを接続 → マスターダッシュボードに全サイトが並びます
- (任意)ブランドキーワードを登録してワンクリック切替
- (Unlimited)コンテンツグループ/トピッククラスタを作成
- (Unlimited)共有リンクでクライアントへライブ共有
- (必要に応じて)Super Site追加で最長5年保存とインデックス監視
よくある質問(FAQ)
無料版でも十分に使えますか?
はい。最大50,000行、無制限のサイト/アカウント、柔軟フィルタ、ブランド/非ブランド切替、Growing/Decayingなど主要機能を無料で利用できます。
Unlimitedの一番の違いは?
コンテンツグループ/トピッククラスタ、マジック共有リンク、組み込みレポート(例:カニバリ/SD)、SEOテストなどが追加。Super Site 1枠も含まれます。
Index Reportingとは?
サイトのインデックス状態を履歴で追跡し、週次アラートで脱落を早期検知。未インデックスは1クリックでURL検査に送れます(Super Siteアドオン)。
データの保存期間は?
標準は約16か月ですが、Super SiteのExtended Storageで最長5年に拡張できます。
チーム共有やクライアント共有はできますか?
はい。招待ユーザー無制限に加え、閲覧専用のマジック共有リンクでアカウント無しでも最新ダッシュボードを共有できます(Unlimited)。
料金は?
Free($0/月)と Unlimited($49/月・年払いで2か月無料)。Unlimitedは14日間の無料トライアルが用意されています。
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大きな固定費を払う前に、まず自社の検索流入がどこで伸び、どこで失速しているのかを明確にする。その判断材料を低コストで手に入れたい場合、SEO Getsは十分に検討に値します。無料プランから開始できるため、導入検証のハードルも極めて低いのが特徴です。
当社では、他にもお客様のコスト負担が抑えられるような様々なツールや、生成AIの活用方法のご提案をしております。興味がある方は、是非お問い合わせフォームよりお問い合わせください。